宮古市議会 > 2020-02-17 >
02月17日-01号

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  1. 宮古市議会 2020-02-17
    02月17日-01号


    取得元: 宮古市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-13
    令和 2年  3月 定例会議       宮古市議会定例会 令和2年3月定例会議 会議録第1号第1号令和2年2月17日(月曜日)-----------------------------------議事日程第1号 諸報告 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会議期間の決定 日程第3 令和2年度宮古市経営方針について 日程第4 令和2年度宮古市教育行政方針について 日程第5 報告第1号 漁港の管理に関する事故の専決処分について 日程第6 議案第1号 令和2年度宮古市一般会計予算 日程第7 議案第2号 令和2年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計予算 日程第8 議案第3号 令和2年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計予算 日程第9 議案第4号 令和2年度宮古市後期高齢者医療特別会計予算 日程第10 議案第5号 令和2年度宮古市介護保険事業特別会計予算 日程第11 議案第6号 令和2年度宮古市介護保険サービス事業勘定特別会計予算 日程第12 議案第7号 令和2年度宮古市農業集落排水事業特別会計予算 日程第13 議案第8号 令和2年度宮古市漁業集落排水事業特別会計予算 日程第14 議案第9号 令和2年度宮古市浄化槽事業特別会計予算 日程第15 議案第10号 令和2年度宮古市魚市場事業特別会計予算 日程第16 議案第11号 令和2年度宮古市墓地事業特別会計予算 日程第17 議案第12号 令和2年度宮古市山口財産区特別会計予算 日程第18 議案第13号 令和2年度宮古市千徳財産区特別会計予算 日程第19 議案第14号 令和2年度宮古市重茂財産区特別会計予算 日程第20 議案第15号 令和2年度宮古市刈屋財産区特別会計予算 日程第21 議案第16号 令和2年度宮古市水道事業会計予算 日程第22 議案第17号 令和2年度宮古市下水道事業会計予算 日程第23 議案第18号 宮古市の事務所の位置を定める条例の一部を改正する条例 日程第24 議案第19号 宮古市役所の支所及び出張所条例の一部を改正する条例 日程第25 議案第20号 宮古市地域自治区条例の一部を改正する条例 日程第26 議案第21号 宮古市債権管理条例 日程第27 議案第22号 宮古市市民交流センター条例の一部を改正する条例 日程第28 議案第23号 宮古市移動通信用鉄塔施設整備事業分担金条例の一部を改正する条例 日程第29 議案第24号 宮古市印鑑条例の一部を改正する条例 日程第30 議案第25号 宮古市児童館条例の一部を改正する条例 日程第31 議案第26号 宮古市出張診療所条例を廃止する条例 日程第32 議案第27号 宮古市豊かな森を育む基金条例 日程第33 議案第28号 宮古市農林漁村地域多目的集会施設条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例 日程第34 議案第29号 宮古市漁港管理条例の一部を改正する条例 日程第35 議案第30号 宮古市道路占用料徴収条例及び宮古市都市下水路条例の一部を改正する条例 日程第36 議案第31号 宮古市営住宅条例の一部を改正する条例 日程第37 議案第32号 宮古市手数料条例の一部を改正する条例 日程第38 議案第33号 宮古市水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 日程第39 議案第34号 市道路線の認定について-----------------------------------本日の会議に付した事件 上記日程のとおり出席議員(22名)    1番   白石雅一君       2番   木村 誠君    3番   西村昭二君       4番   畠山 茂君    5番   小島直也君       6番   鳥居 晋君    7番   熊坂伸子君       8番   佐々木清明君    9番   橋本久夫君      10番   伊藤 清君   11番   佐々木重勝君     12番   高橋秀正君   13番   坂本悦夫君      14番   長門孝則君   15番   竹花邦彦君      16番   落合久三君   17番   松本尚美君      18番   加藤俊郎君   19番   藤原光昭君      20番   田中 尚君   21番   工藤小百合君     22番   古舘章秀君欠席議員(なし)-----------------------------------説明のための出席者   市長        山本正徳君   副市長       佐藤廣昭君   副市長       桐田教男君   教育長       伊藤晃二君   総務部長      伊藤孝雄君   企画部長      松下 寛君   市民生活部長    戸由 忍君   保健福祉部長    中嶋良彦君   産業振興部長    菊池 廣君   都市整備部長    藤島裕久君   危機管理監     芳賀直樹君   上下水道部長    大久保一吉君   教育部長      伊藤重行君   総務課長      中嶋 巧君   財政課長      箱石 剛君   企画課長      多田 康君   総合窓口課長    西村泰弘君   福祉課長      田代明博君   産業支援センター所長        水産課長      佐々木勝利君             下島野 悟君   建設課長      中屋 保君   教育委員会総務課長 若江清隆君-----------------------------------議会事務局出席者   事務局長      菊地俊二    次長        松橋かおる   主任        佐々木健太 △開議      午前10時00分 開議 ○議長(古舘章秀君) おはようございます。 平成23年3月定例会最終日の3月11日、あの東日本大震災から9年が経過しようとしています。大震災では、多くの尊い人命と財産が失われました。ここに多くの犠牲者の方々に改めて黙祷をささげ、ご冥福をお祈りしたいと思いますので、ご協力をお願いします。 それでは、全員起立願います。 黙祷。 黙祷を終わります。ありがとうございました。 これより宮古市議会定例会を再開し、令和2年3月定例会議を開会します。 ただいままでの出席は22名でございます。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。----------------------------------- △諸報告 ○議長(古舘章秀君) 諸報告を行います。 宮古市監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定により、一般会計、各特別会計、各企業会計の例月出納検査結果報告書の提出がありましたので、配付目録のとおりお手元に配付しておりますので、ご了承願います。 これで諸報告を終わります。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(古舘章秀君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、6番、鳥居晋君、7番、熊坂伸子さんを指名します。----------------------------------- △日程第2 会議期間の決定 ○議長(古舘章秀君) 日程第2、会議期間の決定を議題とします。 本定例会議の会議期間について議会運営委員会に諮問しておりますので、議会運営委員会委員長の報告を求めます。 橋本議会運営委員会委員長。     〔9番 橋本久夫君登壇〕 ◆9番(橋本久夫君) 議会運営委員会の報告を申し上げます。 今定例会議の会議期間につきましては、去る2月14日午前11時20分から委員会を開催し、説明員として総務部長、総務課長の出席を求め、協議いたしました。 今定例会議に提案が予定されます案件は、令和2年度予算17件、令和元年度補正予算9件、条例案19件、議決事項13件、諮問1件、報告4件の計63件であります。 そのほか一般質問、予算特別委員会及び各常任委員会等審査に係る日程は、お手元に配付しました会議日程表のとおりであります。 よって、今定例会議の会議期間は、本日から3月19日までの32日間とすべきものと決定したところであります。 以上、報告といたします。 ○議長(古舘章秀君) お諮りします。 議会運営委員会委員長の報告は、本日から3月19日までの32日間であります。委員長の報告のとおりとしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、会議期間は本日から3月19日までの32日間と決定しました。----------------------------------- △日程第3 令和2年度宮古市経営方針について ○議長(古舘章秀君) 日程第3、令和2年度宮古市経営方針について、市長の説明を求めます。 山本市長。     〔市長 山本正徳君登壇〕 ◎市長(山本正徳君) おはようございます。 令和2年3月市議会定例会議の開会に当たりまして、宮古市経営方針について私の所信の一端を申し述べ、議員各位及び市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 昨年は、10月に発生した台風第19号の猛威により、またも甚大な被害に見舞われました。東日本大震災、平成28年台風第10号からの復旧・復興に向け歩みを進めているさなかのことでした。改めて、被災されました全ての方々の一日も早い住まいと暮らしの再建に向け、市民一丸となって一歩ずつ前に進むことを決意をいたしました。 そのような中、明るい話題もありました。 ダイヤモンド・プリンセスなど外国クルーズ船が宮古港へ入港をいたしました。県を挙げた一大イベント、「三陸防災復興プロジェクト2019」では、「いわて絆まつりin宮古2019」などが本市で開催されたほか、ラグビーワールドカップ2019が釜石市で開催され、本市もフィジーとナミビアの公認キャンプ地として両国の選手を受け入れるなど、国内外の交流が広がる1年となりました。 令和2年度には、いよいよ三陸沿岸道路宮古盛岡横断道路が全線開通します。仙台、盛岡、八戸などへの時間、距離が飛躍的に短縮されます。観光の振興、物流の促進などによる産業、経済の発展、そして緊急時や災害時における命の道としての役割が大いに期待されます。台風で再び被災した三陸鉄道も、本年3月20日には全線が運行を再開いたします。 昨年に引き続き、ダイヤモンド・プリンセスをはじめ過去最大のコスタベネチアなどのクルーズ船が、これまでで最多となる7回寄港をいたします。 夏には東京2020オリンピックパラリンピック競技大会が開催をされます。復興への希望の道をつなぐ聖火リレーが本市にもやってくるほか、シンガポール、ナミビアのホストタウンとしてお客様をお迎えすることになり、より一層の交流が育まれることを期待いたしております。 このような中、宮古の魅力を肌で感じ、再び宮古の地を訪れていただける取組を強化をしてまいります。 東日本大震災から9年の歳月が流れようといたしております。ハード事業は概ね終了をいたしました。しかし、被災者の生活に関わる支援、心のケア、防災・減災対策、震災の記憶の伝承に関する取組などは今後も引き続き必要であります。被災者一人一人に寄り添った支援を継続してまいります。一日も早い復興完遂とともに、震災以降築き上げてきたまちづくりの土台を礎に、さらなる発展を目指してまいります。 令和2年度からスタートする新たな宮古市総合計画のもと、「安定した仕事を持って、子どもを幸せに育てられるまち」の実現に向け、未来を切り開くまちづくり「宮古創生」に全力で取り組んでまいります。 市長就任以来、市民の皆様と共に考え、共有し、共に創り上げるという思いで市政のかじ取りを担わせていただいております。改革と挑戦の姿勢のもと、市民との対話を重視しながら、公正・公平・公開を信条に、市民総参加による官民一体となったまちづくりを進めてまいります。 令和2年度は、新たな総合計画、持続可能な公共交通、再生可能エネルギーによる地域内経済循環の3つをキーワードに掲げます。 まず、新たな総合計画につきまして説明をさせていただきます。 「「森・川・海」とひとが調和し共生する安らぎのまち」、これは新たな宮古市総合計画に掲げる宮古市の将来像であります。必ずや復興を成し遂げるという強い思いで、市民の皆様のご支援とご協力をいただきながら歩みを進めてきた宮古市東日本大震災復興計画人口減少対策定住促進対策の取組をまとめた宮古市まち・ひと・しごと創生総合戦略、これらを包括し、さらにSDGsの理念を取り込み、誰一人取り残さず、生き生きと希望を持ち、笑顔で暮らせるまちとなることを見据えた総合計画を策定をいたしました。 豊かな自然、美しい景観といった宮古の持つ地域特性、資源を最大限に生かし、創意と工夫を重ねて持続可能なまちづくりを推進してまいります。 サケをシンボルと捉え、サケのごとく力強く活動するまち、心の豊かさやゆとりを実感できるまちとなることを決意したサーモンランド宣言の趣旨とともに、宮古の魅力を内外に情報発信するなど、シティプロモーションの取組を強化をしてまいります。 市民がまちに対する誇りや愛着、自信を深め、当事者として主体的にまちづくりに関わるよう、計画に掲げる施策を着実に実施してまいります。 次に、持続可能な公共交通について説明をさせていただきます。 地域公共交通は、地域住民の移動手段だけではなく、まちづくりの様々な分野で大きな効果をもたらす地域の共有財産であります。市民が主体となって公共交通を考え、積極的、継続的に関与することが必要であります。宮古市地域公共交通網形成計画に基づき、地域の実情に応じた交通ネットワークの形成を図るとともに、バリアフリー化などにより施設の利用環境の改善を図り、快適で持続可能な公共交通の構築に取り組んでまいります。 次に、再生可能エネルギーによる地域内経済循環につきまして、説明をさせていただきます。 地域が主体となった再生可能エネルギーの地産地消都市の取組は、次のステップへ進めてまいります。再生可能エネルギーの普及に加えて地域内経済循環にも貢献するものと考えております。ドイツのシュタットベルケと呼ばれる都市公社を参考にするなど、市も主体的に参画し、エネルギー事業により得た収益を地域の課題解決に活用する事業を構築をしてまいります。 地域に豊富に存在する再生可能エネルギー資源を軸に、自立した持続可能な地域づくりを進めてまいります。 それでは、新年度予算の概要につきまして説明をさせていただきます。 東日本大震災からの復旧・復興、平成28年台風第10号及び令和元年台風第19号の災害対策を重点的に進める予算編成を行った結果、新年度の一般会計当初予算総額は349億6,700万円、このうち通常分が298億4,311万1,000円、震災対応分が47億3,869万9,000円、台風関連分が3億8,519万円の計上であります。 また、国民健康保険事業勘定特別会計66億5,936万7,000円、介護保険事業特別会計67億4,384万円の計上などにより、特別会計当初予算総額は148億2,764万5,000円であります。水道及び下水道事業に係る公営企業会計当初予算総額は63億2万4,000円で、全ての会計を合わせた予算の総額は560億9,466万9,000円といたしました。 令和2年度の主要施策の概要につきまして、総合計画における7つの基本施策の分野別に、新規事業など主な取組を説明をさせていただきます。 三陸沿岸地域の拠点都市としての基盤形成につきましては、産業、経済、医療、防災など市民生活に欠くことのできない基礎的で強靱なインフラ整備に取り組んでまいります。 令和2年度は宮古盛岡横断道路の事業化区間、三陸沿岸道路が全線開通をいたします。国道340号、主要地方道重茂半島線の未改良区間の早期事業化に向け、国や県など関係機関と共に整備の進捗を図ってまいります。また、市内道路の改良や橋梁、トンネルなどの施設の長寿命化を図り、安全で快適な道路の整備に取り組んでまいります。市道末広町線につきましては、電線類地中化等により、安全・安心かつ快適な道路として引き続き整備を進めてまいります。 旧宮古市役所庁舎の解体工事が9月に完了する見込みであることから、賑わいをつくり出し、共に育む新しい空間として市庁舎跡地の整備工事を進めてまいります。 港湾機能の整備につきましては、災害に強い港湾としての機能強化を図るため、耐震強化岸壁及び港内の高い静穏性を確保するための整備促進を関係機関へ強く働きかけてまいります。 活力に満ちた産業振興都市づくりにつきましては、関係団体と連携した新たな担い手の確保、人材育成を大きな柱として取り組んでまいります。併せて異業種の交流を促し、新たなネットワークづくりに努め、これまで集積、蓄積された資源の活用を図ります。さらに新たな資源を生み出し、連携することにより、持続可能な産業都市づくりを進めてまいります。 農業の振興につきましては、各地域における農業の振興方策を定めた地域農業マスタープランの実現に向けて取り組んでまいります。重点振興品目、推進品目等、地域条件を生かした高収益作物の生産拡大に努めることで農業所得の向上を目指してまいります。また、農道、用水路等の改修を計画的に実施することで持続可能な農業生産活動を推進し、農業者の生活向上を図ってまいります。 増加傾向にある鳥獣による農作物被害につきましては、防止対策の取組を継続するとともに、捕獲した野生獣肉の有効活用について検討をしてまいります。 林業の振興につきましては、森林環境譲与税を活用し、林業成長産業化に向けたスマート林業の構築と林業生産活動の低コスト化を図り、計画的な森林整備を推進してまいります。豊富な森林資源と木材加工業の集積を生かした持続可能な資源循環型の林業経営サイクルの構築を目指してまいります。また、森林環境教育により、市民や企業等による森林づくり活動への参画を推進してまいります。 水産業の振興につきましては、つくり育てる漁業の一層の推進を図ってまいります。近年、三陸沿岸の主要魚種であるサケ、サンマ、スルメイカなどの漁獲量が減少をいたしております。また、養殖漁業者の減少と高齢化による生産量の減少が懸念をされております。安定的な水揚げを目指し、トラウトサーモンの海面養殖、ホシガレイの陸上養殖など取組を強化してまいります。 養殖漁業の担い手の育成のため、岩手県立宮古水産高校の存続と養殖科の新設につきまして、沿岸市町村、各漁業協同組合と一体となって継続して県に働きかけてまいります。 基幹魚種で市のシンボルでもあるサケに対する興味、関心を向上させるよう、意識喚起を促してまいります。サケを通して、漁獲回復の取組や自然との共存といった本市の水産業を共に考える機会を提供してまいります。 農林水産物、加工品等につきましては、商品の高付加価値化、商談機会の増加に取り組み、メイド・イン・宮古としてブランド化を図り、販路拡大を後押ししてまいります。 企業誘致につきましては、交通の結節点となる金浜地区に企業の受け皿となる産業用地の整備を進めてまいります。また、企業立地補助金等の拡充により企業立地や増設の取組を支援し、雇用機会の拡大を図ってまいります。 雇用対策につきましては、宮古公共職業安定所等関係機関と連携し、地元への就職率の向上とU・Iターンの促進を図ってまいります。 商業振興につきましては、商工会議所や商店街等と連携し、魅力ある商業活動を推進してまいります。 観光振興につきましては、三陸沿岸道路宮古盛岡横断道路三陸鉄道リアス線等交通ネットワークを活用した交流人口の一層の拡大に取り組んでまいります。中でも交流拠点である道の駅たろう、リバーパークにいさと、道の駅やまびこ館につきましては、多くの方が訪れたくなるような目的地型の施設を目指してまいります。 また、三陸ジオパークを活用した地域の魅力発信のため、岩手県や三陸ジオパーク中部ブロック会議など関係機関と連携したガイド活動の強化の取組などを一層進めてまいります。 港湾の振興につきましては、港湾取扱い貨物の増加に向けたポートセールスの強化を行ってまいります。出崎地区整備につきましては、道の駅とみなとオアシスのダブル指定を受けておるシートピアなあどを拠点とし、港からの賑わいを創出し、港を玄関口とした交流人口拡大に努めてまいります。 なお、休止が発表されました宮蘭フェリー航路につきましては、貨物トラック等の需要を喚起し、航路継続に向けた取組を強化をしてまいります。 クルーズ船の寄港につきましては、クルーズ船おもてなし本部を中心に受入れ態勢の構築を一層進めるとともに、さらなるクルーズ船誘致活動に引き続き取り組んでまいります。 令和2年度はクルーズ船の寄港、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会の開催など、外国人観光客の増加が見込まれます。インバウンド対策につきましては、店舗のキャッシュレス化の推進、グリーンピア三陸みやこの客室洋室化など受入れ環境の整備を進めるとともに、多言語ガイドやボランティアの確保、養成に取り組むなど、関係機関と連携し、受入れ態勢の充実を図ってまいります。 安全で快適な生活環境づくりにつきましては、安全な市民生活の確保に努めるとともに、人と自然が調和し共生する生活環境を整備し、市民生活の向上を図ってまいります。 防災体制につきましては、地域防災力の向上を図るため、自主防災組織の活動支援及び防災士の養成を進めるとともに、総合的な防災対策の推進を図り、津波避難路、津波避難誘導標識の整備、及び風水害災害に関わる地区防災計画の策定を進めてまいります。 災害記憶の伝承につきましては、津波遺構、たろう観光ホテルや市民交流センター内の防災プラザなどの施設を活用しながら、体験を語り継ぐ活動を継続をしてまいります。 消防体制につきましては、消防屯所の長寿命化を図り、救急救助資機材や消防水利を整備するなど、消防団員の安全確保と活動環境の向上に努めてまいります。 上水道事業につきましては、老朽化した配水管を更新するとともに、水道施設老朽化更新基本計画に基づく施設整備を実施してまいります。 下水道事業につきましては、宮古浄化センターの設備更新と近内地区の下水道管の整備のほか、既設下水道管長寿命化工事を実施してまいります。新川町及び藤原地区において雨水ポンプ場を整備し、災害の再発防止に取り組んでまいります。 浸水対策につきましては、浸水対策基本調査の結果に基づき整備計画の策定を進めるとともに、台風災害を踏まえ、災害の再発防止に向けた河川の浚渫工事などを実施してまいります。 健康でふれあいのある地域づくりにつきましては、健康寿命の延伸を目指し、全ての市民が住み慣れた地域で安心して生活できる「いきいき健康都市」の実現に引き続き取り組んでまいります。健康公園の整備を進め、市民がいつでも、どこでも健康づくりに取り組める態勢を整えてまいります。 健康診査や各種がん検診の受診率の向上と事後指導の充実により、疾病等の早期発見、早期治療による重症化予防に取り組んでまいります。 医師及び看護師の確保のため、医師等養成奨学資金制度を継続してまいります。 全ての人々が地域で安心して生活するための福祉の充実につきましては、障害や生活困窮、引きこもりなどをはじめとした様々な困り事を抱える方々一人一人に寄り添いながら、共に認め合い、支え合いながら暮らせる地域共生社会の実現を目指してサービスの充実を図ってまいります。 高齢者福祉の充実につきましては、高齢者福祉計画及び介護保険事業計画を一体的に策定したいきいきシルバーライフプラン2018の計画期間の最終年として、引き続き高齢者の尊厳を支えるケアを進めるとともに、長期的な施策の展望を見据えた第8期介護保険事業計画を策定してまいります。 介護予防を推進するため、シルバーリハビリ体操などを活用した地域の通いの場づくりを支援してまいります。また、認知症の方及びその家族を対象とした見守り支援や交流の場づくりを推進してまいります。 子育て支援につきましては、宮古市第二期子ども・子育て支援事業計画を策定し、各事業を充実させるとともに総合的な支援に取り組むことで、子どもを幸せに育てられるまちを目指してまいります。 安心して妊娠、出産、子育てのできる環境を整えるため、新たに子育て世代包括支援センターを設置し、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援体制の強化を図ってまいります。 特定不妊治療に係る経済的負担を軽減するため、治療費の助成を継続してまいります。 子ども・子育て幸せ基金の活用により待機児童の解消に取り組むほか、新たに子ども家庭総合支援拠点を設置し、児童虐待及び子供の貧困対策を含む要保護児童対策の強化を図ってまいります。 子育て世代の経済的負担を軽減するため、18歳以下の子供の国保税均等割免除の継続、昨年10月に開始した国の幼児教育・保育の無償化に併せ実施した対象範囲拡大のほか、新たにおたふく風邪予防接種費用助成を追加し、中学生までの医療費現物給付の対象拡大に取り組んでまいります。 交流と連携による地域づくりにつきましては、まちづくりの主体である地域自治組織や市民活動団体に対する支援を行うとともに、地域課題解決のため、市民と行政の協働を引き続き推進してまいります。 子供から高齢者まで幅広い年代が集い、様々な交流、生涯学習や市民活動を行う拠点として、旧宮古警察署を、仮称でありますが、宮古創生センターとして整備をしてまいります。 地域間交流の推進につきましては、姉妹都市、本州四端都市、秋田・岩手横軸連携都市をはじめ絆で結ばれた各都市と、産業や教育、スポーツ・文化活動を通じて交流を深めてまいります。 多文化共生の推進につきましては、外国人市民等も地域づくりの担い手となるよう、宮古市国際交流協会と連携し、国際交流、国際理解活動や外国人支援などの事業を推進してまいります。 郷土を誇り次代につなぐひとづくりにつきましては、宮古市教育振興基本計画を着実に実行し、子供が社会を生き抜くための生きる力を育む学校教育の充実を図ってまいります。また、市民が生涯を通じて学び続けることができる生涯学習環境の整備を推進し、誰もが心豊かに健康で活力に満ちた生活を営むことができるよう、スポーツや文化の振興に取り組んでまいります。 令和2年度は、小学校で新学習指導要領が全面実施となります。特別の教科、道徳を要とした道徳教育を推進するほか、主体的、対話的で深い学びの実現に向けた取組を進めてまいります。 就学に係る経済的負担を軽減するため、高校、大学等への進学を支援する奨学金制度を拡充し、教育の機会均等を図ってまいります。 6月には、市民の皆様に大会を身近に感じていただけるよう、東京2020組織委員会や県と連携して聖火リレーを実施をいたします。また、ホストタウンの相手国であるシンガポールとナミビアを応援するとともに、大会を契機とした交流に取り組んでまいります。詳細につきましては、後ほど宮古市教育行政方針で教育長のほうより説明をさせていただきます。 新しい時代にふさわしい行財政運営の推進につきましては、市民主権、市民自治のさらなる進展のために、自治基本条例に基づく参画と協働のまちづくりを進めてまいります。 田老総合事務所新庁舎につきましては、5月18日の供用開始を予定をいたしております。バリアフリー化された庁舎の3階から新たに整備した三陸鉄道の新田老駅へ接続し、地域にとって利便性が高く、質の高い行政サービスを提供してまいります。また、跡地となる現在の田老総合事務所庁舎敷地の活用につきまして検討を進めてまいります。 人口減少や少子・高齢化の進行に伴い、本市の財政状況は一層厳しさを増すことが予想をされております。今後は、限られた財源の中で最大限の効果を発揮していくことが必要であります。 職員一人一人の持つ能力を伸ばしていくため、各種研修を実施し、主体的に行動し、変化に対応できる人材の育成を図ってまいります。 引き続き行政評価を実施し、施策の適正な選択に努めてまいります。 東日本大震災、平成28年台風第10号、令和元年台風第19号と度重なる災害に見舞われるたび、市内外から多くの心温まるご支援、ご協力をいただきました。感謝の気持ちを忘れることなく、支援がご縁となり結ばれた交流の絆を大切にしながら、まちの活性化、そして発展につなげてまいります。 東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に向けて、日本国内が盛り上がりを見せてきております。復興五輪として位置づけられたこの大会が、本市にも熱狂と感動を届けてくれるものと期待をいたしております。 オリンピックでは卓越、友情、敬意・尊重という3つの価値が、パラリンピックでは勇気、強い意志、インスピレーション、公平という4つの価値が重視されております。これらはまちづくりにおいても重要なことだと感じています。この五輪精神を市民の皆様と共有し、共に宮古のことを考え、令和2年度を「宮古創生、攻めの1年」と位置付け、邁進してまいります。 今議会には、令和2年度当初予算とともに関係議案等、いずれも宮古市の経営上、重要な案件を提出をさせていただいております。よろしくご審議の上、ご賛同を賜りますようお願いを申し上げ、経営方針の説明とさせていただきます。 ご清聴ありがとうございました。 ○議長(古舘章秀君) これで宮古市経営方針についての説明を終わります。----------------------------------- △日程第4 令和2年度宮古市教育行政方針について ○議長(古舘章秀君) 日程第4、令和2年度宮古市教育行政方針について、教育長の説明を求めます。 伊藤教育長。     〔教育長 伊藤晃二君登壇〕 ◎教育長(伊藤晃二君) 令和2年3月市議会定例会議の開会に当たり、令和2年度の宮古市教育行政方針について申し述べます。 令和2年度におきましては、令和元年台風第19号により被災した教育関連施設の早期復旧はもとより、東日本大震災及び平成28年台風第10号を含む被災世帯の児童・生徒の就学支援や心身のケアに継続して取り組んでまいります。 子供たちがこれからの時代をたくましく生き抜くためには、必要な資質と能力を育み、自発的、主体的に地域社会に貢献できる人材育成が重要になります。生きる力を育む取組を最大限に発揮し、学校、家庭、地域が一体となって進めてまいります。 また、新たに策定した宮古市総合計画並びに宮古市教育振興基本計画に掲げた学校教育の充実、生涯学習の推進、スポーツ・レクリエーションの振興、文化の振興を着実に進め、基本目標である「郷土を誇り次代につなぐひとづくり」の推進を図ってまいります。 なお、教育行政の推進に当たっては、教育委員会の果たすべき役割と責任を十分に自覚するとともに、総合教育会議の充実を図り、教育の課題や持続可能な目標を共有して市民の皆様の期待に応える教育行政が推進されるよう、市長部局と連携して取組を強化してまいります。 以上の基本方針を踏まえ、令和2年度の教育施策の主な取組について申し述べます。 学校教育の充実につきましては、新学習指導要領の小学校での全面実施を受け、知・徳・体の調和のとれた生きる力を育む教育を一層推進してまいります。 確かな学力を育む教育の推進につきましては、小学生の学習習慣や基礎学力定着のため、放課後の学習活動支援を行う放課後学習支援事業を拡充いたします。学習支援員に加え学習支援補助員を配置するなど、保護者や学校のニーズに応じて子供の学びを支える事業の充実を図ってまいります。 また、教職員の授業力向上を図り、主体的、対話的で深い学びに向けた授業改善を推進するため、同一中学校区の小・中学校が連携して取り組むみやこ学力向上ネットワーク事業を継続してまいります。 豊かな心を育む教育の推進につきましては、東日本大震災などで得た学びを生かした教育、姉妹都市などとの交流学習を一層充実してまいります。 震災遺構を見学したり、列車に乗り復興の様子を見たりする活動を通して防災意識を共有するとともに、まちづくりへの参画意識を高めてまいります。 沖縄県多良間村との交流体験活動とともに、北海道室蘭市への中学生派遣を継続するほか、八幡平市、秋田県大仙市等との交流学習を推進し、相互理解を深め、ふるさと宮古に誇りを持つことができる児童・生徒を育成してまいります。 また、児童・生徒のコミュニケーション能力や国際理解を育成するみやこ・イングリッシュ・キャンプや児童・生徒の自然科学に対する興味、関心を高める宮古・ニュートンスクールを継続して実施してまいります。 健康な体を育む教育の推進につきましては、児童・生徒の生活習慣の形成を図りながら、学齢期におけるう歯予防のため、口腔衛生に対する意識の醸成を図るフッ化物洗口の取組を継続してまいります。 また、中学校の部活動を支援する宮古・JHSパワーアップ作戦や、児童・生徒の体力向上及び運動習慣の定着に向け、学校保健活動や健康教育に積極的に取り組んでまいります。 教育相談・支援体制につきましては、仮設宮古保健センターに移転する教育研究所を拠点とし、教職員の研究、研修とともに、児童・生徒の心のケアと不登校・不適応対策の充実を図ってまいります。 また、小学校に入学した児童がスムーズに学校生活に適応できるように、入学前、入学後の学習内容などを定めたアプローチカリキュラム、スタートカリキュラムを幼稚園、保育所と連携を密にし作成してまいります。 就学などに関わる経済的な支援につきましては、高校、大学等への進学を支援する奨学金制度をより充実してまいります。入学一時金を新たに設けるとともに、貸付月額を必要に応じて選択できるようにするなど経済的負担の軽減を図り、勉学に一層専念できるよう支援してまいります。 部活動につきましては、改定した「宮古市における部活動の在り方に関する方針」により、中学生の過度な練習による弊害や教職員の負担軽減等を図る取組を推進してまいります。 障害や教育上特別な支援が必要な児童・生徒につきましては、市内小・中学校等に特別支援教育支援員、就学支援相談員の配置を継続して支援してまいります。 現在及び将来の子供にとってよりよい教育環境への改善が求められているため、保護者や地域の方々と課題を共有し、十分な協議のもと、適正配置を進めてまいります。 学校施設の整備につきましては、大規模改修工事などを実施するとともにトイレの洋式化、冷房設備の設置を推進し、教育環境の向上を図ってまいります。 また、小・中学校施設長寿命化計画の策定に継続して取り組み、学校の維持管理を、事後保全から計画的に改修する予防保全への転換を図ってまいります。 生涯学習の推進につきましては、市民の学習活動に対するニーズの多様化、高度化に応えるため、関係機関・団体及び市民等との連携を図り、生涯学習推進本部を中心に取り組んでまいります。 市民が生涯にわたっていつでも自由に学習機会を選択でき、学びの成果が地域の発展や社会参加活動に生かされるよう、生涯学習環境づくりを進めてまいります。 安全で利用しやすい社会教育施設とするため、新里生涯学習センターの屋根改修工事、田老公民館のトイレ洋式化工事を進めてまいります。 学校、家庭、地域の連携と協働につきましては、地域と一体となった学校づくりを行うため、コミュニティスクールを新たに導入いたします。地域ぐるみで子供の学びや成長を支える体制の充実を図ってまいります。 家庭及び青少年の学習活動の支援につきましては、保護者同士の情報交換、交流が広がるよう子育てに関する学習機会を提供するとともに、子供の成長に合わせた学習機会の提供や相談体制づくりを進めてまいります。 家庭、学校、地域と協力し、体験学習や創作活動などの活動機会を提供し、主体的に学ぶ心豊かな青少年の育成を図ってまいります。 「読書まち宮古」の推進につきましては、乳幼児の心と言葉を育むブックスタート事業に引き続き取り組んでまいります。 読書が身近なものとなるよう、学校、家庭、地域が連携・協力した取組を進めてまいります。 市立図書館においては、図書資料の充実をさらに進めてまいります。あらゆる市民が本に親しむ拠点として、視覚障害者などが利用しやすい書籍の拡充を図るなど、サービスの充実を図ってまいります。 本と触れ合う機会を広げるために、昨年イーストピアみやこに設置した図書コーナーの利用を推進してまいります。 図書館奉仕員を市内小・中学校に派遣し、学校図書館支援員と連携し、学校での読書活動を推進してまいります。 併せて学校の授業に沿ったセット貸出しや高齢者施設などへの巡回貸出し、おはなし会などの読み聞かせ、多くの人が集う場所に図書を設置するなど、市民がより本に触れることができる読書環境づくりを推進してまいります。 スポーツ・レクリエーションの振興につきましては、市民が健康で明るく活力に満ちた生活を送ることができるよう、一般財団法人宮古市体育協会、スポーツ推進委員、協定を締結している大学や関係団体等と連携、協働し、生涯スポーツの振興を図ってまいります。 スポーツツーリズムにつきましては、官民連携によるみやこスポーツコミッション連絡会議を中心としたスポーツ合宿の誘致活動に取り組んでまいります。なお、合宿誘致活動の成果として、早稲田大学応援部の合宿が行われる予定です。合宿の受け入れとともに、応援パフォーマンスの発表会などの市民との交流を行ってまいります。 指導者等の確保、育成につきましては、倫理面を含めたコーチングやコンプライアンスに関する研修会等を開催し、指導者の育成、確保を図ってまいります。 スポーツ・レクリエーション活動の指導者を登録するスポーツリーダーバンクの充実を図るとともに、スポーツを「する」「見る」楽しさに加えて「支える」楽しさを広げる取組も進めてまいります。 スポーツ大会等を支えるボランティアを希望する人と、大会などの運営側をつなぐスポーツボランティアバンクを新たに設置いたします。 活動機会の提供につきましては、宮古サーモン・ハーフマラソン大会、三陸シーカヤックマラソン大会の開催を支援し、学校施設を開放する事業を実施するなど、市民のスポーツ・レクリエーション活動を推進してまいります。なお、宮古サーモン・ハーフマラソン大会につきましては、震災前のような宮古を実感できるシーサイドコースとして復活させ、日本陸上競技連盟公認コースの認定を新たに取得いたします。 平成28年に締結した日本体育大学と宮古市との体育・スポーツ振興に関する協定書に基づき、市民の健康寿命の延伸につながるスポーツ・健康づくり事業を保健福祉部局と連携して実施いたします。また、日本体育大学の協力のもと、選手の育成・強化としてスポーツ少年団などを派遣し、本格的なスポーツ施設や技術を体験するジュニアスポーツ育成ドリームキャンプ事業や、陸上競技の指導者などを招聘し、効果的なトレーニング方法を学ぶ陸上競技選手強化育成事業を実施してまいります。 競技スポーツにおける選手強化及びジュニア世代の育成に取り組み、児童・生徒の全国大会などへの参加について支援してまいります。 東京2020オリンピックパラリンピック競技大会におきましては、組織委員会や岩手県と連携し、聖火リレー、聖火フェスティバルを実施してまいります。市民の皆様に世界的なスポーツイベントを肌で感じていただき、東日本大震災の被災地として世界中に感謝の思いを伝え、復興の姿を国内外に発信できるよう、関係機関と連携して取り組んでまいります。 また、ラグビーワールドカップの公認キャンプをきっかけにホストタウンとなったナミビアとの交流や、復興ありがとうホストタウンの認定を受けているシンガポールとの交流を、関係機関と連携して進めてまいります。 文化の振興につきましては、芸術文化活動の拠点施設となる市民文化会館大ホールの耐震天井への改修を進め、利用者の安全・安心を図ってまいります。 また、芸術鑑賞及び創作発表の機会を数多く提供するとともに、震災後の市民の心の復興を後押しするみやこ復興寄席や、佐渡裕さんとスーパーキッズオーケストラによる公演等、様々な事業を継続してまいります。さらに、創造的で文化的な表現活動のための環境づくりとして、実行委員会と市民文化会館が積極的に取り組んでいるみやこ市民劇などへの支援をしてまいります。 市民の芸術文化活動を振興するため、宮古市芸術文化協会への支援、児童・生徒の全国大会などへの参加についても支援をしてまいります。 文化財の保存と活用につきましては、重要な文化財を次世代へ継承するために、文化財の保存と活用に関する中長期的な取組を定める文化財保存活用地域計画の策定を進めてまいります。 また、崎山貝塚縄文の森ミュージアム及び北上山地民俗資料館では、それぞれの特色ある所蔵資料などを活用した特別企画展や体験講座等の企画を展開することで、宮古の歴史と文化財に関する情報を発信し、交流人口の拡大につなげ、利用者の増加に努めてまいります。 さらに、過疎化による後継者不足のため消滅のおそれのある郷土芸能の映像記録保存に新たに取り組み、地域文化を後世に伝えながら、郷土芸能への理解が深まり、より愛着が増すよう努めてまいります。また、宮古市郷土芸能団体連絡協議会への支援を継続するとともに、各郷土芸能保持団体とも連携しながら地域文化の伝承に努めてまいります。 教育委員会といたしましては、未来を担う子供たちが健やかに成長し、生きる力を身につける学校教育の推進に努めるとともに、全ての市民が生涯を通じて充実した生活やスポーツを楽しむ環境づくりを推進する生涯学習の発展に向けて、森・川・海の自然、文化に親しみ、先人が築いてきた郷土に誇りを持てる人材育成を目指してまいります。 今後も新たに策定した宮古市総合計画や宮古市教育振興基本計画に掲げた教育施策を着実に実施し、市民の皆様と連携、協働を進めて、教育立市の実現に向けた教育行政に一丸となって取り組んでまいります。議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。 以上、令和2年度の教育行政方針の説明とさせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長(古舘章秀君) これで宮古市教育行政方針についての説明を終わります。-----------------------------------
    △日程第5 報告第1号 漁港の管理に関する事故の専決処分について ○議長(古舘章秀君) 日程第5、報告第1号 漁港の管理に関する事故の専決処分についてを議題とします。 内容の説明を求めます。 菊池産業振興部長。     〔産業振興部長 菊池 廣君登壇〕 ◎産業振興部長(菊池廣君) 報告1の1ページをお開き願います。 漁港の管理に関する事故の専決処分について、読み上げてご報告いたします。 報告第1号 漁港の管理に関する事故の専決処分について。 漁港の管理に関する事故の損害賠償に関し、その損害賠償の額の決定及びこれに伴う和解について、地方自治法第180条第1項の規定に基づき次のとおり専決処分したから、同条第2項の規定により報告する。 1、専決処分した年月日、令和2年1月6日。 2、損害賠償の相手方、記載のとおりでございます。 3、損害賠償の額、24万8,380円。 4、和解の内容。(1)本件事故に関し、宮古市は損害賠償金として相手方に対し上記金額を支払う。(2)上記金額のほか、宮古市及び相手方に一切の債権・債務関係がないことを確認する。 5、損害賠償の原因。令和元年11月22日午前5時40分頃、石浜漁港内において相手方が出漁のため漁船で航行中、令和元年台風第19号により河川から同漁港内に流入し、泊地に堆積していた土砂に衝突し、相手方所有の船外機を損壊させたものである。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 今回の事故の経緯は、令和元年台風第19号により漁港内に大量の土砂が流入、堆積したため、陸からバックホーにより浚渫を行い、漁港を部分的に利用できる状態に応急復旧いたしました。しかし、陸からのバックホーによる浚渫には限界があり、泊地に水深の浅い場所が残っており、そのことを漁業者に注意喚起しておりました。事故当日はアワビ漁の口明けで、出漁が午前5時40分頃となり、辺りは暗く、泊地の水深の浅い所が分かりづらい状況で事故が起きたものでございます。 被害者の方にお詫び申し上げますとともに、現在は水深が浅い場所に接近しないよう表示を掲げ、安全管理に努めております。 なお、本件事故による損害賠償金は、全国市長会の市民総合賠償補償保険より全額補填されるものです。 また、本漁港の本格復旧につきましては、現在、復旧工事の発注手続を進めているところでございます。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(古舘章秀君) 説明が終わりました。 本件については議会が委任している事項でございますが、何かございますか。 田中尚君。 ◆20番(田中尚君) この損害賠償ということでございますけれども、100万円以下ということもございますし、あらかじめ議会が市長に専決の事務を委任している事項に基づく案件でありますが、この方の、いわば損害額、それから宮古市が問われた過失はどのように理解したらよろしいんでしょうか。 ○議長(古舘章秀君) 佐々木水産課長。 ◎水産課長(佐々木勝利君) 相手方の損害額につきましては、損壊いたしました漁船の部品の修理代、それにつきまして、全国市長会の市民総合賠償補償保険で全額補填されるということでございます。 ○議長(古舘章秀君) 田中尚君。 ◆20番(田中尚君) 港湾の管理者であります宮古市が損害額について100%賠償義務があるというふうに、今の説明を伺ったわけでありますけれども、台風19号は10月13日のお昼にはもう既に温帯低気圧として解消済みの部分であります。今回の事故の状況を見ますと、冒頭に説明ございましたが、陸上からの応急復旧でどうしても泊地の部分に浅い箇所が残ったということであります。 そこで伺いますが、ここの漁港を利用されている船は全部で何そう、何人の漁業者がこの港を使っておりますか。 ○議長(古舘章秀君) 佐々木水産課長。 ◎水産課長(佐々木勝利君) 石浜漁港につきましては、全部で61隻の利用になってございます。 ○議長(古舘章秀君) 田中尚君。 ◆20番(田中尚君) 61そうもの中で1そうのみが、という言い方をしたら怒られるかもしれませんが、こういうふうな事故に遭ったということに関しては、いや、どうなのかなという思いが私はして、考えていました。つまり、浜の人にしてみると、我々が陸上に例えますと、車を、いわば駐車場があってそこに出入りする際に、駐車場所に変更が生じているという場合には、当然気をつけてぶつからないように走行するのが当たり前です。船も同様だと思っております。 したがいまして、この漁港を利用されている方は決して少なくないです。今、お話のようにですね。それだけの漁民の方が何ら事故に遭うこともなくやっている中で、1そうだけが、いわば口明けで暗いためによく分からなかったということでありますが、私に言わせれば、にわかには信じがたいですよね。漁師の皆さんは海の中までも分かるというのが、これ常識なんですよ。我々だって、釣りをしたって大体もう海底の様子分かりますから。潜っていかなくても。そういう状況を考えたら、これは全額補償するということが本当に妥当なのかどうなのかというふうに私は思うんですね。 それについてはどういうふうな、つまり、台風が来たのは10月です。1カ月以上たってこういうふうな事故が生じた。その後に損害賠償というお話が出て、いろいろ協議をされたろうと思うんでありますが、ざっくり言いまして、例えばこの件に関する損害賠償についての交渉の経緯はどういうふうな内容でやられていますか。何回ぐらい、いつから、誰が対応してどういうふうな要求をされたのかということをちょっとご説明いただけますか。 ○議長(古舘章秀君) 佐々木水産課長。 ◎水産課長(佐々木勝利君) 本件の事故に関しまして、先ほども部長のほうからご説明させていただきましたけれども、状況はそういう暗いときで、応急復旧はしたんですけれども、浅い所が残っていた。我々とすれば、それについて漁業者の方々に注意喚起はしたんですけれども、この事故に遭われた方は会社員の方で、普段漁には出ていない方でした。アワビ漁のときだけに出る人だったので、その人まで周知が徹底されていなかったのが一つの原因かなというふうには理解しております。 その事故に遭われた方から、事故後に市のほうに「事故に遭ったので修理代弁償してほしい」ということを言われまして、それについて損害賠償の保険のほうで適用できるかどうかということで担当課と相談いたしまして、その基準に合わせまして計算して、全額補償するという形になりました。 以上です。 ○議長(古舘章秀君) 田中尚君。 ◆20番(田中尚君) ちょっとくどいようでありますけれども、結構宮古市には、漁民ということであってもですよ、普段はサラリーマンで、アワビとウニの口明けのときだけ漁業に従事するという方は少なくないというふうに私は認識をしております。 参考までに伺いますが、この漁港で、そういう条件でアワビの口明けに出漁した船というのはほかにもあるのではないのかなと思うんですが、もしお分かりでしたら。この地区につきましては、いわば普段はサラリーマンで口明けのときだけ漁業をするという方は何人ぐらいおられますか。 ○議長(古舘章秀君) 佐々木水産課長。 ◎水産課長(佐々木勝利君) すみません、今、そこまで手持ちがございませんので、後ほどご説明させていただきます。 ○議長(古舘章秀君) ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) なければ、本件はこれで終わります。----------------------------------- △日程第6 議案第1号 令和2年度宮古市一般会計予算 △日程第7 議案第2号 令和2年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計予算 △日程第8 議案第3号 令和2年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計予算 △日程第9 議案第4号 令和2年度宮古市後期高齢者医療特別会計予算 △日程第10 議案第5号 令和2年度宮古市介護保険事業特別会計予算 △日程第11 議案第6号 令和2年度宮古市介護保険サービス事業勘定特別会計予算 △日程第12 議案第7号 令和2年度宮古市農業集落排水事業特別会計予算 △日程第13 議案第8号 令和2年度宮古市漁業集落排水事業特別会計予算 △日程第14 議案第9号 令和2年度宮古市浄化槽事業特別会計予算 △日程第15 議案第10号 令和2年度宮古市魚市場事業特別会計予算 △日程第16 議案第11号 令和2年度宮古市墓地事業特別会計予算 △日程第17 議案第12号 令和2年度宮古市山口財産区特別会計予算 △日程第18 議案第13号 令和2年度宮古市千徳財産区特別会計予算 △日程第19 議案第14号 令和2年度宮古市重茂財産区特別会計予算 △日程第20 議案第15号 令和2年度宮古市刈屋財産区特別会計予算 △日程第21 議案第16号 令和2年度宮古市水道事業会計予算 △日程第22 議案第17号 令和2年度宮古市下水道事業会計予算 △日程第23 議案第18号 宮古市の事務所の位置を定める条例の一部を改正する条例 △日程第24 議案第19号 宮古市役所の支所及び出張所条例の一部を改正する条例 △日程第25 議案第20号 宮古市地域自治区条例の一部を改正する条例 △日程第26 議案第21号 宮古市債権管理条例 △日程第27 議案第22号 宮古市市民交流センター条例の一部を改正する条例 △日程第28 議案第23号 宮古市移動通信用鉄塔施設整備事業分担金条例の一部を改正する条例 △日程第29 議案第24号 宮古市印鑑条例の一部を改正する条例 △日程第30 議案第25号 宮古市児童館条例の一部を改正する条例 △日程第31 議案第26号 宮古市出張診療所条例を廃止する条例 △日程第32 議案第27号 宮古市豊かな森を育む基金条例 △日程第33 議案第28号 宮古市農林漁村地域多目的集会施設条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例 △日程第34 議案第29号 宮古市漁港管理条例の一部を改正する条例 △日程第35 議案第30号 宮古市道路占用料徴収条例及び宮古市都市下水路条例の一部を改正する条例 △日程第36 議案第31号 宮古市営住宅条例の一部を改正する条例 △日程第37 議案第32号 宮古市手数料条例の一部を改正する条例 △日程第38 議案第33号 宮古市水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 △日程第39 議案第34号 市道路線の認定について ○議長(古舘章秀君) 日程第6、議案第1号 令和2年度宮古市一般会計予算から日程第39、議案第34号 市道路線の認定についてまでの34件を一括議題とします。 それぞれ所管部ごとに提案理由の説明を求めます。 伊藤総務部長。     〔総務部長 伊藤孝雄君登壇〕 ◎総務部長(伊藤孝雄君) それでは、令和2年度宮古市一般会計予算及び総務部が所管いたします各特別会計の予算並びに条例案について、一括してご説明いたします。 初めに、令和2年度宮古市一般会計予算についてご説明をいたしますので、予算書の1ページをお開き願います。 議案第1号 令和2年度宮古市一般会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ349億6,700万円と定めるものでございます。 第2条は、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額を定めるものでございます。 第3条は、地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものでございます。 第4条は、一時借入金の最高額を定めるものでございます。 第5条は、歳出予算の流用について、各項間の流用を定めるものでございます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、8ページ、9ページをお開き願います。 一般会計の令和2年度当初予算額は349億6,700万円で、令和元年度当初予算額と比較し14億300万円の減額となるものでございます。 初めに、歳入からご説明をいたしますので、上段の表をご覧ください。 この表は、一般会計の歳入を款別に表したものでございます。 表の左側の、本年度の予算額をご覧願います。 1款市税54億9,122万4,000円は、収入見込みにより計上するものでございます。 次の2款地方譲与税3億3,990万円から11款地方交付税121億7,868万9,000円までは、それぞれ国の地方財政計画などに基づいて計上するものでございます。 なお、6款法人事業税交付金4,700万円は、地方法人特別税・譲与税制度の廃止に伴う法人住民税割の減収分の補填措置として県から交付する制度が創設されたことから、新たに計上するものでございます。 12款交通安全対策特別交付金500万円から14款使用料及び手数料4億527万円までは、収入見込みを計上するものでございます。 15款国庫支出金33億4,918万2,000円及び16款県支出金22億3,741万1,000円は、各事務事業に充当いたします補助金等の収入見込みを計上するものでございます。 17款財産収入6,549万9,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 18款寄附金1億8,032万8,000円は、ふるさと寄附金等を計上するものでございます。 19款繰入金は各基金からの繰入れで、44億8,408万5,000円を計上するものでございます。 20款繰越金は、整理科目でございます。 21款諸収入6億9,986万3,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 22款市債は40億7,020万円で、投資的経費に充当いたします市債のほか、臨時財政対策債を計上するものでございます。 なお、自動車取得税交付金については、環境性能割交付金へ移行のため、廃款としております。 以上が一般会計歳入の概要でございます。 次に、歳出をご説明いたしますので、下段の表をご覧願います。 この表は、一般会計の歳出を款別に表したものでございます。 表の左側の、本年度の予算額をご覧願います。 1款議会費は2億2,003万7,000円で、主なものは議員報酬及び職員の人件費でございます。 2款総務費は55億9,949万3,000円で、主なものは徴税、戸籍、選挙等事務経費などのほか、被災者住宅再建支援事業費、復興業務に当たる派遣職員費などの災害対応経費を計上するものでございます。 3款民生費は98億3,995万3,000円で、主なものは障害者福祉、児童福祉、生活保護に係る経費、国保、介護保険などの特別会計に対する繰出金、後期高齢者医療広域連合に対する負担金などのほか、被災者支援に係る各種補助金等の災害対応経費を計上するものでございます。 4款衛生費は21億6,384万8,000円で、主なものは、各種健康診査及び予防接種の経費などを計上するものでございます。 5款労働費は8,840万円で、主なものは、勤労者の生活資金等預託金及び雇用対策事業費を計上するものでございます。 6款農林水産業費は23億2,906万円で、主なものは農林水産業振興事業費、国土調査事業費、漁港整備費、特別会計の農業及び漁業集落排水事業、魚市場事業への繰出金などのほか、復興住宅地域木材利用促進事業費など災害対応経費を計上するものでございます。 7款商工費は12億6,094万1,000円で、主なものは商工業及び観光の振興事業費、中小企業振興対策預託金などのほか、被災中小企業者支援事業費など災害対応経費を計上するものでございます。 8款土木費は44億2,425万4,000円で、主なものは道路整備事業費、港湾振興費、公営企業会計の下水道事業への負担金などのほか、復興関連道路の整備事業費など災害対応経費を計上するものでございます。 9款消防費は17億3,194万1,000円で、主なものは防災行政無線管理費、消防ポンプ自動車整備費、各消防団の運営費などのほか、津波避難路等整備事業費など災害対応経費を計上するものでございます。 10款教育費は39億3,826万6,000円で、主なものは小・中学校を初めとした各教育施設の管理運営費、小・中学校校舎等の改修費などのほか、被災児童・生徒に対する就学援助事業費や教育支援金事業費、復興関連発掘調査事業費など災害対応経費を計上するものでございます。 11款災害復旧費は7,184万3,000円で、主なものは台風第19号で被災した社会教育施設の災害復旧事業費や、東日本大震災の復旧事業負担金などを計上するものでございます。 12款公債費は32億6,896万3,000円で、長期債元利償還金を計上するものでございます。 13款諸支出金は、整理科目でございます。 14款予備費は、3,000万円を計上するものでございます。 以上が一般会計歳出の概要でございます。 なお、令和2年度の予算は、東日本大震災からの復興完遂としての取組を重点的に進めることはもちろんのこと、併せて平成28年台風第10号及び令和元年台風第19号の災害対策として、被災者及び被災事業者への支援、公共施設の復旧を迅速かつ着実に進めるとともに、新たな総合計画に掲げる各種事業を実施するための予算編成を行ったところでございます。 次に、令和2年度宮古市山口財産区特別会計予算についてご説明をいたしますので、予算書の325ページをお開き願います。 議案第12号 令和2年度宮古市山口財産区特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ26万5,000円と定めるものでございます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、328、329ページをお開き願います。 山口財産区特別会計の令和2年度当初予算の総額は歳入歳出それぞれ26万5,000円で、歳入の主なものは土地の貸付料、歳出の主なものは財産区財産管理委員会に対する運営費補助金でございます。 次に、令和2年度宮古市千徳財産区特別会計予算についてご説明をいたしますので、予算書の335ページをお開き願います。 議案第13号 令和2年度宮古市千徳財産区特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ26万5,000円と定めるものでございます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、338、339ページをお開き願います。 千徳財産区特別会計の令和2年度当初予算の総額は、歳入歳出それぞれ26万5,000円で、歳入の主なものは基金からの繰入金、歳出の主なものは財産区財産管理委員会に対する運営費補助金でございます。 次に、令和2年度宮古市重茂財産区特別会計予算についてご説明をいたしますので、予算書の345ページをお開き願います。 議案第14号 令和2年度宮古市重茂財産区特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6万5,000円と定めるものでございます。 令和2年2年17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、348、349ページをお開き願います。 重茂財産区特別会計の令和2年度の当初予算の総額は、歳入歳出それぞれ6万5,000円で、歳入の主なものは基金からの繰入金、歳出の主なものは財産区有林看守員の報酬でございます。 以上が令和2年度一般会計及び総務部所管の特別会計に係る予算の概要でございます。 続きまして、議案第1集、18-1ページをお開き願います。 議案第18号 宮古市の事務所の位置を定める条例の一部を改正する条例について、ご説明いたします。 本市は平成17年の市町村合併以後、行政庁舎の配置方法といたしまして各庁舎に行政組織の一部を配置する分庁舎方式を採用し、4つの庁舎の位置を本条例に規定したところでございます。本条例案は、本庁舎に全ての部及び行政委員会等の機能を集約できる体制が整ったことから、地方自治法第4条第1項の規定に基づき、市の事務所の位置に本庁舎のみを規定しようとするものでございます。 附則といたしまして、条例の施行日を令和2年4月1日とするものでございます。 以上が条例案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。宮古市の事務所及び庁舎の位置を整理しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 続きまして、議案第1集、21-1ページをお開き願います。 議案第21号 宮古市債権管理条例についてご説明いたします。 本条例案は、市の債権の管理に関して必要な事項を定め、市の債権の適正化を図り、公平な市民負担の確保、円滑な行財政運営に資することを目的として制定しようとするものでございます。 それでは、条例案の内容について順にご説明いたします。 第1条は本条例の目的について、第2条は用語の定義について、第3条は本条例と他の法令との適用関係について、第4条は債権管理に係る市長等の責務について、第5条は債権の管理に係る台帳の整備について、第6条は債務者への督促について、第7条は債権に係る延滞金について定めるものでございます。 21-2ページをお開き願います。 第8条は市が保有する情報の利用について、第9条は強制徴収公債権の滞納処分等について、第10条は非強制徴収公債権等の強制執行等について、第11条は非強制徴収公債権等の履行期限の繰上げについて、第12条は非強制徴収公債権等の債権の申出について定めるものでございます。 21-3ページをお開き願います。 第13条は非強制徴収公債権等の徴収停止について、第14条は非強制徴収公債権等の履行延期の特約について、第15条は非強制徴収公債権等の免除について定めるものでございます。 なお、第9条から第15条までの規定は、地方自治法施行令に同様の趣旨の規定があるところでありますが、債権管理に関し関係法令を根拠に適正に行っていくことを明示するため、本条例にも規定するものでございます。 21-4ページをお開き願います。 第16条は債権の放棄について定めるもので、債務者が無資力で債務の履行が見込めない場合や、失踪、行方不明等により強制執行の手続がとれない場合などに非強制徴収公債権等を放棄できる旨を定めるものでございます。なお、第2項といたしまして、非強制徴収公債権等を放棄した場合は議会に報告することを定めるものでございます。 第17条は補則として、本条例の実施に関し必要な事項は、規則委任する旨を定めるものでございます。 以上が条例案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。市の債権の管理に関し必要な事項を定めようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 以上、総務部所管の予算及び条例案について一括してご説明をいたしました。 よろしくご審議くださるようお願い申し上げます。 ○議長(古舘章秀君) 松下企画部長。     〔企画部長 松下 寛君登壇〕 ◎企画部長(松下寛君) それでは、企画部が所管する議案につきまして、一括してご説明いたします。 初めに、令和2年度刈屋財産区特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の355ページをお開き願います。 議案第15号 令和2年度宮古市刈屋財産区特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ113万7,000円と定めるものでございます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、358ページ、359ページをお開き願います。 刈屋財産区特別会計の令和2年度当初予算の総額は、歳入歳出それぞれ113万7,000円で、歳入の主なものは基金からの繰入金、歳出の主なものは刈屋財産区管理会委員報酬でございます。 以上が令和2年度宮古市刈屋財産区特別会計予算の概要でございます。 続きまして、議案第1集、19-1ページをお開き願います。 議案第19号 宮古市役所の支所及び出張所条例の一部を改正する条例について、ご説明いたします。 本条例案は、田老総合事務所の移転に伴い、条例で定めている位置を変更するものでございます。 附則において、本条例の施行日を令和2年5月18日からとするものでございます。 以上が本条例案の主な内容でございますが、条例案の朗読は省略させていただきます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。田老総合事務所の移転に伴い、当該事務所の位置を変更しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、20-1ページをお開き願います。 議案第20号 宮古市地域自治区条例の一部を改正する条例について、ご説明いたします。 地域における住民自治の充実を図るため、宮古市地域自治区条例に基づき、合併市町村の区域ごとに地域自治区を設置しているところでございます。宮古市地域自治区条例は、新市建設計画の期間に合わせて、当初、平成17年度から平成26年度までの10年間としておりました。その後、東日本大震災の発災により新市建設計画を変更し、新市基本計画の期間と合わせて平成31年度まで延長いたしました。これらの計画期間に合わせ、地域自治区条例も平成31年度まで延長したところでございます。 昨年9月に新市建設計画、新市基本計画をさらに5年間延長したことに伴いまして、地域自治区条例も延長するものでございます。 表の1の項、附則第2項において、この条例を令和7年3月31日まで効力を有するように改めるものでございます。 表の2の項において地域協議会の名称の変更、委員数の変更を行い、さらに市民と行政が連携する協働のまちづくりの継続、地域の実情に合ったまちづくりを推進するため、意見聴取事項の追加を行おうとするものでございます。 表の3の項において、田老総合事務所の移転に伴い、田老地域自治区事務所の位置を変更するものでございます。 次に、附則でございますが、本条例の施行日を公布の日からとするものでございます。ただし、表の2の項の改正部分は令和2年4月1日、表の3の項の改正部分は令和2年5月18日を施行日とするものでございます。 以上が本条例案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。地域自治区の設置期間を延長し、地域協議会の名称等及び田老地域自治区事務所の位置を変更するとともに、地域協議会から意見を聴取する事項を追加しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、22-1ページをお開き願います。 議案第22号 宮古市市民交流センター条例の一部を改正する条例について、ご説明いたします。 本条例案は、市民交流センターにおける市民団体やグループ等の活動の活性化と施設の利用促進を図るため、ワークデスクを設置することに伴い、その使用料の額を定めるものでございます。 附則において、本条例の施行日を令和2年4月1日からとするものでございます。 以上が本条例案の主な内容でございますが、条例案の朗読は省略させていただきます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。宮古市市民交流センターに設置するワークデスクの利用に係る使用料の額を定めようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、23-1ページをお開き願います。 議案第23号 宮古市移動通信用鉄塔施設整備事業分担金条例の一部を改正する条例について、ご説明いたします。 本条例案は、国の無線システム普及支援事業費等補助金交付要綱の改正に合わせ、第2条に定める電気通信事業者から徴収する分担金の額の算出割合の上限を、施設設置費用に「8分の1を乗じて得た額」から「6分の1を乗じて得た額」に変更しようとするものでございます。 附則において、本条例の施行日を令和2年4月1日からとするものでございます。 以上が本条例案の改正内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。移動通信用鉄塔施設の設置費用として電気通信事業者から徴収する分担金の額の算出割合を変更しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 以上、企画部所管の議案5件につきまして一括してご説明させていただきました。 よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(古舘章秀君) 戸由市民生活部長。     〔市民生活部長 戸由 忍君登壇〕 ◎市民生活部長(戸由忍君) それでは、市民生活部が所管いたします議案4件について、一括してご説明いたします。 初めに、予算書の165ページをお開き願います。 令和2年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計予算について、ご説明いたします。 議案第2号 令和2年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ66億5,936万7,000円と定めるものでございます。 第2条は、一時借入金の最高額を5億円と定めるものでございます。 第3条は、歳出予算の流用について、各項間の流用を定めるものでございます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、168ページ、169ページをお開き願います。 初めに、歳入からご説明いたしますので、上段の表をご覧願います。 表の左側の、本年度の予算額をご覧願います。 1款国民健康保険税10億6,618万9,000円及び2款使用料及び手数料45万1,000円は、収入見込みにより計上するものでございます。 3款県支出金49億5,683万2,000円は、医療費等に充当する収入見込みを計上するものでございます。 4款財産収入は、整理科目でございます。 5款繰入金は一般会計及び財政調整基金からの繰入れで、6億2,997万6,000円を計上するものでございます。 6款繰越金は、整理科目でございます。 7款諸収入591万7,000円は、延滞金等の収入見込みを計上するものでございます。 次に、歳出をご説明いたしますので、下段の表をご覧願います。 表の左側の、本年度の予算額をご覧願います。 1款総務費は1億6,867万9,000円で、主なものは人件費及び徴税等事務経費でございます。 2款保険給付費は47億2,206万8,000円で、主なものは療養給付費及び高額療養費でございます。 3款国民健康保険事業費納付金は15億7,685万2,000円で、岩手県に納付する国民健康保険に係る負担分を計上するものでございます。 4款共同事業拠出金は、整理科目でございます。 5款保健事業費は1億78万3,000円で、特定健康診査等事業費及び保健事業費でございます。 6款基金積立金は、整理科目でございます。 7款公債費は31万4,000円で、一時借入金の利子を計上するものでございます。 8款諸支出金は8,566万9,000円で、主なものは、国保税の還付金及び直営診療施設勘定への繰出金でございます。 9款予備費は500万円で、前年度と同額でございます。 以上が令和2年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計予算の概要でございます。 次に、予算書の215ページをお開き願います。 令和2年度宮古市後期高齢者医療特別会計予算について、ご説明いたします。 議案第4号 令和2年度宮古市後期高齢者医療特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億5,712万1,000円と定めるものでございます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、218ページ、219ページをお開き願います。 初めに、歳入からご説明いたしますので、上段の表をご覧願います。 表の左側の、本年度の予算額をご覧願います。 1款後期高齢者医療保険料4億7,611万1,000円及び2款使用料及び手数料8万7,000円は、収入見込みにより計上するものでございます。 3款繰入金は一般会計からの繰入れで、1億7,861万5,000円を計上するものでございます。 4款繰越金は、整理科目でございます。 5款諸収入230万7,000円は、収入見込みにより計上するものでございます。 次に、歳出をご説明いたしますので、下段の表をご覧願います。 表の左側の、本年度の予算額をご覧願います。 1款総務費は1,048万3,000円で、主なものは、通信運搬費及び後期高齢者医療システムに係る賃借料でございます。 2款後期高齢者医療広域連合納付金は6億4,353万8,000円で、岩手県後期高齢者医療広域連合負担金でございます。 3款諸支出金は210万円で、主なものは保険料還付金でございます。 4款予備費は100万円で、前年度と同額でございます。 以上が令和2年度宮古市後期高齢者医療特別会計予算の概要でございます。 次に、予算書の313ページをお開き願います。 令和2年度宮古市墓地事業特別会計予算についてご説明いたします。 議案第11号 令和2年度宮古市墓地事業特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ471万2,000円と定めるものでございます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、316ページ、317ページをお開き願います。 初めに、歳入からご説明いたしますので、上段の表をご覧願います。 表の左側の、本年度の予算額をご覧願います。 1款使用料及び手数料309万9,000円は、収入見込みにより計上するものでございます。 2款財産収入3万円は、墓地基金利子の収入見込みにより計上するものでございます。 3款繰入金は墓地基金からの繰入れで、157万9,000円を計上するものでございます。 4款繰越金及び5款諸収入は、整理科目でございます。 次に、歳出をご説明いたしますので、下段の表をご覧願います。 表の左側の、本年度の予算額をご覧願います。 1款墓地事業費は471万2,000円で、市営墓地の維持管理費を計上するものでございます。 以上が令和2年度宮古市墓地事業特別会計予算の概要でございます。 次に、別冊の議案第1集、24-1ページをお開き願います。 議案第24号 宮古市印鑑条例の一部を改正する条例について、ご説明いたします。 本条例案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るため、国の印鑑登録証明事務処理要領の一部改正に合わせまして、成年被後見人に係る欠格条項を改めようとするものでございます。 それでは、改正内容についてご説明いたします。 第2条第1項は、文言の整理をするものでございます。 同条第2項は、「成年被後見人」を「意思能力を有しない者」に改めるものでございます。 附則につきましては、条例の施行日を公布の日からとするものでございます。 以上が本条例案の内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るため、成年被後見人に係る欠格条項の見直しをするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 以上、市民生活部所管の議案4件につきまして説明させていただきました。 よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(古舘章秀君) 昼食のため、暫時休憩します。     午前11時49分 休憩     午後1時00分 再開 ○議長(古舘章秀君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ここで、佐々木水産課長から発言の申出がありましたので、許可します。 佐々木水産課長。 ◎水産課長(佐々木勝利君) 午前中の報告第1号に係る田中議員のご質問のうち、石浜漁港を利用している61隻のうち兼業漁家は何隻かということでございますが、重茂漁協に確認いたしましたところ、兼業漁家の隻数は本件の事故の相手方であるお一人、1件ということでございました。 以上です。 ○議長(古舘章秀君) それでは、提案理由の説明を求めます。 中嶋保健福祉部長。     〔保健福祉部長 中嶋良彦君登壇〕 ◎保健福祉部長(中嶋良彦君) それでは、保健福祉部が所管する議案5件につきまして、一括してご説明いたします。 予算書の193ページをお開き願います。 議案第3号 令和2年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計予算についてご説明いたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億7,090万4,000円と定めるものでございます。 第2条は地方債で、第2表地方債のとおりとするものでございます。 第3条は歳出予算の流用について、各項間の流用を定めるものでございます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要をご説明いたしますので、196、197ページをお開き願います。 初めに、歳入からご説明いたしますので、上段の表をご覧願います。 この表は、国民健康保険診療施設勘定特別会計の歳入の款別の予算額を表したものでございます。 表の左側の、今年度の予算額をご覧願います。 1款診療収入2億881万円は収入見込みを計上するもので、3,310万円の減額の主な理由は、川井診療所の病床休止に伴う診療収入の減額によるものでございます。 2款介護サービス収入76万8,000円、3款使用料及び手数料321万2,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 4款繰入金2億3,854万3,000円は、各事業に充当いたします収入見込みを計上するもので、4,840万9,000円の減額の主な理由は、川井診療所の病床休止に伴う特別調整交付金の減額による国保会計繰入金の減額によるものでございます。 5款繰越金は、整理科目でございます。 6款諸収入1,576万6,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 7款県支出金190万円は、各事業に充当いたします収入見込みを計上するものでございます。 8款市債190万円は、投資的経費に充当いたします市債を計上するものでございます。 次に、歳出をご説明いたしますので、下段の表をご覧願います。 この表は、歳出の款別の予算額を表したものでございます。 表の左側の、本年度の予算額をご覧願います。 1款総務費は3億3,866万4,000円で、主なものは職員の人件費及び各診療所の施設管理費を計上するもので、7,103万円の減額の主な理由は、川井診療所の病床休止による人件費等の減額によるものでございます。 2款医業費は1億1,944万円で、主なものは各診療所事業に係る事業費を計上するものでございます。2,558万1,000円の減額の主な理由は、川井診療所の病床休止による事業費の減額によるものでございます。 3款公債費は1,239万9,000円で、長期債元利償還金を計上するものでございます。 4款諸支出金は、整理科目でございます。 5款予備費は、40万円を計上するものでございます。 以上が令和2年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計予算の概要でございます。 次に、予算書の227ページをお開き願います。 議案第5号 令和2年度宮古市介護保険事業特別会計予算について、ご説明いたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ67億4,384万円と定めるものでございます。 第2条は、一時借入金の最高額を2億円と定めるものでございます。 第3条は歳出予算の流用について、各項間の流用を定めるものでございます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要をご説明いたしますので、230、231ページをお開き願います。 初めに、歳入からご説明いたしますので、上段の表をご覧願います。 この表は、介護保険事業特別会計の歳入の款別の予算額を表したものでございます。 表の左側の、本年度の予算額をご覧願います。 1款介護保険料は12億9,515万円で、収入見込みを計上するものでございます。 2款分担金及び負担金は934万5,000円で、介護認定審査会の共同設置に係る構成市町村負担金の収入見込みを計上するものでございます。 3款使用料及び手数料は20万1,000円で、収入見込みを計上するものでございます。 4款国庫支出金16億9,862万1,000円、5款支払基金交付金16億9,964万3,000円、6款県支出金9億5,402万1,000円は、各事業に充当いたします収入見込みを計上するものでございます。 7款財産収入は21万2,000円で、介護保険財政調整基金の利息収入見込みを計上するものでございます。 8款繰入金は10億8,662万8,000円で、各事業に充当いたします一般会計からの繰入金等の収入見込みを計上するものでございます。 9款繰越金、10款市債、11款諸収入は、整理科目でございます。 次に、歳出をご説明いたしますので、下段の表をご覧願います。 この表は、歳出の款別の予算額を表したものでございます。 表の左側の、本年度の予算額をご覧願います。 1款総務費は1億3,736万3,000円で、主なものは職員の人件費及び介護保険事業に係る事務費でございます。 2款保健給付費は62億966万7,000円で、主なものは介護保険サービス利用者の保険給付額を計上するものでございます。 3款財政安定化基金拠出金は、整理科目でございます。 4款地域支援事業費は3億8,587万4,000円で、主なものは介護予防・日常生活支援総合事業費や地域包括支援センターの運営費など、地域支援事業に係る事業費を計上するものでございます。 5款保健福祉事業費は539万8,000円で、支援が必要な高齢者に対して訪問指導を行う高齢者指導員の人件費を計上するものでございます。 6款基金積立金は21万2,000円で、介護保険財政調整基金への利息の積立てを計上するものでございます。 7款公債費は27万4,000円で、一時借入れを行った場合の利子を計上するものでございます。 8款諸支出金は205万1,000円で、主なものは第1号被保険者介護保険料の還付金を計上するものでございます。 9款予備費は、300万円を計上するものでございます。 以上が令和2年度宮古市介護保険事業特別会計の予算の概要でございます。 次に、予算書の257ページをお開き願います。 議案第6号 令和2年度宮古市介護保険サービス事業勘定特別会計予算について、ご説明いたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ594万9,000円と定めるものでございます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要をご説明いたしますので、260、261ページをお開き願います。 初めに、歳入からご説明いたしますので、上段の表をご覧願います。 この表は、介護保険サービス事業勘定特別会計の歳入の款別の予算額を表したものでございます。 表の左側の、本年度の予算額をご覧願います。 1款サービス収入は293万1,000円で、事業収入見込みを計上するものでございます。 2款繰越金は301万7,000円で、収入見込みを計上するものでございます。 3款諸収入は、整理科目でございます。 次に、歳出をご説明いたしますので、下段の表をご覧願います。 この表は、歳出の款別の予算額を表したものでございます。 表の左側の、本年度の予算額をご覧願います。 1款サービス事業費は594万9,000円で、要支援認定者の介護予防サービス計画作成に係る事業費を計上するものでございます。 以上が令和2年度宮古市介護保険サービス事業勘定特別会計の予算の概要でございます。 次に、議案第1集、25-1ページをお開き願います。 議案第25号 宮古市児童館条例の一部を改正する条例について、ご説明いたします。 本条例案は、令和2年3月31日をもって宮古市川内児童館を廃止しようとするものでございます。 それでは、条例案の主な内容についてご説明いたします。 第2条の改正は、宮古市川内児童館の項を削除しようとするものでございます。 なお、附則により、条例の施行日は令和2年4月1日からとするものでございます。 以上が本条例案の内容でございますが、条例案の朗読は省略させていただきます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。宮古市川内児童館を廃止しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、議案第1集、26-1ページをお開き願います。 議案第26号 宮古市出張診療所条例を廃止する条例について、ご説明いたします。 本条例案は、令和2年3月31日をもって宮古市摂待出張診療所を廃止するため、条例を廃止しようとするものでございます。 なお、附則第1項は、条例の施行日を令和2年4月1日からとするものでございます。 第2項は、宮古市診療所使用料及び手数料条例第1条から「宮古市出張診療所」を削除しようとするものでございます。 以上が本条例案の内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。宮古市出張診療所を廃止しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 以上、保健福祉部が所管する議案5件についての説明とさせていただきます。 よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(古舘章秀君) 菊池産業振興部長。     〔産業振興部長 菊池 廣君登壇〕 ◎産業振興部長(菊池廣君) 産業振興部が所管する議案4件につきまして、一括してご説明いたします。 初めに、令和2年度宮古市魚市場事業特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の303ページをお開き願います。 議案第10号 令和2年度宮古市魚市場事業特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5,323万5,000円と定めるものでございます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、306、307ページをお開き願います。 初めに、歳入からご説明いたしますので、上段の表をご覧願います。 1款使用料及び手数料は2,584万円で、収入見込みにより計上するものでございます。 2款繰入金は2,739万3,000円で、元利償還金に充当いたします一般会計からの繰入金の収入見込みを計上するものでございます。 3款繰越金、4款諸収入は、整理科目でございます。 次に、歳出についてご説明いたしますので、下段の表をご覧願います。 1款市場事業費は974万円で、魚市場維持管理費を計上するものでございます。 2款公債費は4,349万5,000円で、長期債元利償還金を計上するものでございます。 以上が令和2年度宮古市魚市場事業特別会計予算の概要でございます。 続きまして、議案第1集、27-1ページをお開き願います。 議案第27号 宮古市豊かな森を育む基金条例について、ご説明いたします。 本条例案は、森林環境譲与税を基金として積み立て、必要に応じて森林整備及びその促進に関する費用に充てるため、基金を設置しようとするものでございます。 この基金は、地方自治法第241条に基づいて設置するもので、基金の管理及び処分に関し条例で定めるものでございます。 それでは、条例案の内容についてご説明いたします。 第1条は、森林環境の保全に関する施策の実施に要する経費に充てるため、基金を設置する旨、規定するものでございます。 第2条は、基金に積み立てる額の定め方を規定するものでございます。 第3条は、基金に属する現金の管理方法について定めるものでございます。 第4条は、基金の運用から生じる収益の運用方法について定めるものでございます。 第5条は、基金に属する現金を歳計現金に繰り替えて運用することができる旨、定めるものでございます。 第6条は、基金を処分する場合の条件と処分方法について定めるものでございます。 第7条は補則でございますが、この条例に定めるもののほか基金の管理に必要な事項は、市長が別に定めるとするものでございます。 次に、附則でございますが、この条例の施行日を令和2年4月1日からとするものでございます。 以上が条例案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。宮古市豊かな森を育む基金を設置しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、議案第1集、28-1ページをお開き願います。 議案第28号 宮古市農林漁村地域多目的集会施設条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について、ご説明いたします。 本条例案は、整備が進められております宮古市赤前農漁村センターにつきまして、年度内の工事完了が困難となったため、施設の供用開始日を改めるものでございます。 附則でございますが、工事が完了し、備品等の搬入も終了する見込みである令和2年6月1日から供用を開始することとし、同日から施行しようとするものでございます。 以上が条例改正の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。宮古市赤前農漁村センターの供用開始日を変更しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、議案第1集、29-1ページをお開き願います。 議案第29号 宮古市漁港管理条例の一部を改正する条例について、ご説明いたします。 本条例案は、道路法施行令の改正に伴い、漁港施設及び漁港区域内の占用料の額を改定するため、宮古市漁港管理条例を改正しようとするものでございます。 改正の内容についてご説明いたします。 道路法施行令で定める国の占用料の額につきましては、固定資産税評価額の評価替えや地価に対する賃料の水準の動向等を踏まえて見直すこととされており、これらの変動を反映し、昨年9月に改正され、本年4月から施行されます。 市では、国との均衡を図るため、国が定める占用料の額に合わせて漁港施設及び漁港区域内の占用料の額を定めておりますが、今回も道路法施行令の改正内容に準じて占用料の額を改定し、本年4月1日から施行しようとするものでございます。 以上が条例改正の主な内容ですが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。道路法施行令の改正に伴い漁港施設及び漁港区域内の占用料の額を改定しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 以上、産業振興部所管の議案4件につきましてご説明させていただきました。 よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(古舘章秀君) 藤島都市整備部長。     〔都市整備部長 藤島裕久君登壇〕 ◎都市整備部長(藤島裕久君) それでは、都市整備部が所管します議案4件についてご説明いたします。 初めに、議案第1集、30-1ページをお開き願います。 議案第30号 宮古市道路占用料徴収条例及び宮古市都市下水路条例の一部を改正する条例について、ご説明いたします。 30-1ページをお開きください。 本条例案は、道路法施行令の改正に伴い、市道及び都市下水路の占用料の額を改定するため、宮古市道路占用料徴収条例及び宮古市都市下水路条例を改正しようとするものでございます。 改正の内容についてご説明いたします。 道路法施行令で定める道路の占用料の額につきましては、固定資産税評価額の評価替えや地価に対する賃料の水準の動向等を踏まえて見直すこととされており、これらの変動を反映し、昨年9月に改正され、本年4月から施行されます。 市では、国との均衡を図るため、道路法施行令で定める占用料の額に合わせて市道及び都市下水路の占用料の額を定めておりますが、今回も道路法施行令の改正内容に準じて占用料の額を改定し、本年4月1日から施行しようとするものでございます。 議案の朗読は省略させていただきます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。道路法施行令の改正に伴い、占用料の額を改定しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 続きまして、31-1ページをお開き願います。 議案第31号 宮古市営住宅条例の一部を改正する条例について、ご説明いたします。 本条例案は、民法の改正に伴い、市営住宅に不正入居した者から徴収する家賃の差額に付する利息の率を改正しようとするものでございます。 改正の内容についてご説明いたします。 市営住宅に不正入居した者に対して住宅の明渡しを請求する際、明渡し請求の日までに支払われた家賃と近傍同種の家賃の差額に年5%の率で算定した利息を付して徴収することができるものと規定しております。今回、民法第404条に定める法定利率が改正されたことから、条例第42条第3項中「年5パーセント」と定める規定を「民法第404条に規定する法定利率」に改正しようとするものでございます。 附則につきましては、本条例の施行日を令和2年4月1日からとし、施行日前に到来した支払い期の利息の率は従来どおりとする旨を定めるものでございます。 議案の朗読は省略させていただきます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。民法の改正に伴い、不正入居者に対する明渡し請求を行う場合の利息の適用利率を変更しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 続きまして、32-1ページをお開き願います。 議案第32号 宮古市手数料条例の一部を改正する条例について、ご説明いたします。 本条例案は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。 改正の内容についてご説明いたします。 建築物省エネ法の改正により、共同住宅、戸建て住宅について現行より簡易な評価方法が導入されたことから、認定申請の区分等に係る規定を改正しようとするものでございます。 宮古市手数料条例の別表の57項、低炭素建築物新築等計画の認定における共同住宅等の申請について、共用部分を計算しない評価方法の改正に伴い、床面積の算定方法に係る規定を改正するものでございます。 63項から65項は、建築物エネルギー消費性能向上計画認定とその計画変更認定、及び建築物エネルギー消費性能基準適合認定における共同住宅等の申請について、共用部分を計算しない評価方法、簡易な評価方法、容積率特例制度の対象に複数の住宅建築物の申請が可能とされた、こういうことに伴いまして、これらの申請に係る関係規定を改正するものでございます。 附則につきましては、この条例の施行日を令和2年4月1日からとするものでございます。 議案の朗読は省略させていただきます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の改正により、建築物エネルギー消費性能向上計画の認定等に係る簡易な評価方法が追加されたことに伴い、当該認定等に係る手数料の額を定めようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 続きまして、34-1ページをお開き願います。 議案第34号 市道路線の認定について、ご説明いたします。 本議案は、花輪地区の1路線について市道路線として認定するため、道路法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 内容について、ご説明いたします。 本議案で認定しようとする花輪保育所線は、令和2年4月供用開始を予定している花輪保育所の建設に伴い、保育所へ通ずる道路を新たに認定するものでございます。 起点及び終点につきましては、記載のとおりでございます。 また、参考資料として、34-2ページ及び34-3ページに位置図及び認定図面を添付しておりますので、ご参照願います。 なお、議案の朗読は省略させていただきます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。市道路線として認定しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 以上、都市整備部が所管いたします議案4件につきまして、一括してご説明いたしました。 よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(古舘章秀君) 大久保上下水道部長。     〔上下水道部長 大久保一吉君登壇〕 ◎上下水道部長(大久保一吉君) 上下水道部が所管いたします令和2年度当初予算案及び条例改正案について、一括してご説明いたします。 初めに、令和2年度宮古市農業集落排水事業特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の267ページをお開き願います。 議案第7号 令和2年度宮古市農業集落排水事業特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,486万6,000円と定めるものでございます。 第2条は、債務負担行為について定めるものでございます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、予算の概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、予算書の270、271ページをお開き願います。 初めに、歳入からご説明いたしますので、上段の表、左側の本年度予算額の欄をご覧ください。 1款分担金及び負担金90万1,000円と2款使用料及び手数料974万2,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 3款国庫支出金500万円は、農業集落排水管理費に充当いたします収入見込みを計上するものでございます。 4款繰入金は一般会計からの繰入金で、1,921万8,000円を計上するものでございます。 5款繰越金と6款諸収入は、整理科目でございます。 以上が歳入の概要でございます。 次に、歳出をご説明いたしますので、下段の表をご覧願います。 1款農業集落排水管理費1,630万8,000円は、農業集落排水施設の維持管理費でございます。 2款公債費1,855万8,000円は、長期債元利償還金を計上するものでございます。 以上が歳出の概要でございます。 次に、令和2年度宮古市漁業集落排水事業特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の279ページをお開き願います。 議案第8号 令和2年度宮古市漁業集落排水事業特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,191万9,000円と定めるものでございます。 第2条は、債務負担行為について定めるものでございます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、予算の概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、282、283ページをお開き願います。 初めに、歳入からご説明いたしますので、上段の表、左側の本年度予算額の欄をご覧ください。 1款分担金及び負担金35万9,000円と2款使用料及び手数料299万7,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 3款繰入金は一般会計からの繰入金で、1,855万8,000円を計上するものでございます。 4款繰越金と5款諸収入は、整理科目でございます。 以上が歳入の概要でございます。 次に、歳出をご説明いたしますので、下段の表をご覧願います。 1款漁業集落排水管理費811万9,000円は、漁業集落排水施設の維持管理費でございます。 2款公債費1,380万円は、長期債元利償還金を計上するものでございます。 以上が歳出の概要でございます。 次に、令和2年度宮古市浄化槽事業特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の291ページをお開き願います。 議案第9号 令和2年度宮古市浄化槽事業特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億7,400万円と定めるものでございます。 第2条は、債務負担行為について定めるものでございます。 第3条は、地方債の起債の目的、限度額等について定めるものでございます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、予算の概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、294、295ページをお開き願います。 初めに、歳入からご説明いたしますので、上段の表、左側の本年度予算額の欄をご覧ください。 第1款分担金及び負担金790万2,000円と2款使用料及び手数料5,964万3,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 3款国庫支出金1,472万円は、浄化槽整備費に充当いたします収入見込みを計上するものでございます。 4款繰入金は一般会計からの繰入金で、6,252万9,000円を計上するものでございます。 5款繰越金と6款諸収入は、整理科目でございます。 7款市債2,920万円は、浄化槽整備費に充当いたします市債を計上するものでございます。 以上が歳入の概要でございます。 次に、歳出をご説明いたしますので、下段の表をご覧願います。 1款浄化槽管理費9,208万1,000円は、浄化槽の維持管理費でございます。 2款浄化槽整備費5,912万5,000円は、浄化槽設置費等でございます。 3款公債費2,279万4,000円は、長期債元利償還金を計上するものでございます。 以上が歳出の概要でございます。 次に、別冊となっております令和2年度宮古市水道事業会計予算書の1ページをお開き願います。 議案第16号 令和2年度宮古市水道事業会計予算について、ご説明いたします。 第2条からご説明いたします。 第2条は業務の予定量を定めたもので、(1)給水栓数、(2)年間総配水量、(3)一日平均配水量につきましては、令和元年度の給水、配水の状況を鑑み、給水収益の状況等をもとに、それぞれ予定量を見込んでおります。(4)主要建設改良事業、(イ)配水設備改良費につきましては、6億8,343万4,000円を計上するものでございます。 第3条は経常的な営業活動に係る収益的収入及び支出の予定額で、収入は15億6,067万4,000円、支出は15億953万円を計上するものでございます。 次に、第4条、資本的収入及び支出の予定額は水道施設の整備、改良に係るもので、収入は5億8,071万円、支出は、2ページとなりますが、9億1,454万7,000円を予定しているものでございます。 1ページの第4条本文に戻っていただきまして、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額は3億3,383万7,000円となり、この不足額の補填につきましては、当年度分損益勘定留保資金、建設改良積立金等で補填するものでございます。 次に、第5条以降について説明いたしますので、改めて2ページをお開き願います。 第5条は、起債の目的、限度額等について定めたものでございます。 以下、第6条は一時借入金の限度額について、第7条は予定支出経費の同一款内の流用について、第8条は議会の議決を経なければ流用できない経費について、第9条は他会計からの補助金について、第10条はたな卸資産の購入限度額について、それぞれ定めております。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 なお、3ページ以降は予算に係る説明書類でございます。 以上が令和2年度宮古市水道事業会計予算でございます。 次に、別冊となっております令和2年度宮古市下水道事業会計予算書の1ページをお開き願います。 議案第17号 令和2年度宮古市下水道事業会計予算について、ご説明いたします。 第2条からご説明いたします。 第2条は業務の予定量を定めたもので、(1)処理戸数、(2)年間総処理水量につきましては令和元年度の処理水量の状況を鑑み、下水道使用量の状況等をもとに、それぞれ予定量を見込んでおります。(3)主要建設改良事業、(イ)公共下水道整備費につきましては、15億2,893万1,000円を計上するものでございます。 第3条は経常的な営業活動に係る収益的収入及び支出の予定額で、収入は14億5,541万9,000円、支出は14億728万4,000円を計上するものでございます。 次に、第4条、資本的収入及び支出の予定額は下水道施設の整備、改良に係るもので、収入は18億6,613万8,000円、支出は、2ページとなりますが、24億6,866万3,000円を予定しているものでございます。 1ページの第4条本文に戻っていただきまして、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額は6億252万5,000円となり、この不足額の補填につきましては、当年度分損益勘定留保資金、建設改良積立金等で補填するものでございます。 次に、第5条以降についてご説明いたしますので、改めて2ページをお開き願います。 第5条は、債務負担行為について定めたものでございます。 以下、第6条は起債の目的、限度額等について、第7条は一時借入金の限度額について、第8条は予定支出経費の同一款内の流用について、第9条は議会の議決を経なければ流用できない経費について、第10条は他会計からの補助金について、それぞれ定めております。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 なお、3ページ以降は予算に係る説明書類でございます。 以上が令和2年度宮古市下水道事業会計予算でございます。 次に、条例改正の議案についてご説明いたします。 議案第1集、33-1ページをお開き願います。 本条例案は、地方自治法及びこれを準用する地方公営企業法の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。 条例案の内容についてご説明申し上げます。 条例第6条、議会の同意を要する賠償責任の免除を規定する条文中、ここに引用する地方自治法の条番号を「第243条の2第8項」から「第243条の2の2第8項」に改正するもので、地方自治法の条番号が改正されたことによるものでございます。 附則につきましては、この条例の施行日を令和2年4月1日からとするものでございます。 以上が本案の内容の説明でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和2年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。地方自治法の改正に伴い、所要の改正をしようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 以上、上下水道部が所管する議案6件についてご説明申し上げました。 よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料
    △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 ○議長(古舘章秀君) 説明が終わりました。 ただいま議題となっております議案第1号から第34号までの34件については、お手元に配付しております委員会付託表のとおり、それぞれ予算特別委員会及び所管の常任委員会に付託します。----------------------------------- △散会 ○議長(古舘章秀君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 お諮りします。 明日2月18日から25日までの8日間は、常任委員会等開催及び議案思考のため休会にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、明日2月18日から25日までの8日間は休会とすることに決定しました。 本日はこれをもって散会します。 ご苦労さまでした。     午後1時47分 散会...